株でいいところが3か月に1回決算短信がある(本決済は年1回)。つまり年に4回いやでも大きく動く期間があるということ。これに配当権利落ちとか含めるともっと多くなるけど。

この「大きく動く期間」ってのはめちゃくちゃ稼ぎ時でもある。逆にこれ以外はロジックとルール通りにたんたんとトレードして稼ぐ期間と位置付けてるが。決算で企業の業績発表が行われるわけだけど、よければ上がるし、悪ければ下がる、というシンプルなもの。時に業績と反比例した株価の動きもするが、読み込み済みというだけで、基本は業績が予想を上回っていれば上がるし、下回っていれば下がる。

ここで注意したいのは、「安易な逆張りをしない」こと。上昇する場合を例に挙げると、普段レンジ相場で50円幅で動いてたとする。そこに決算要因で100円とか動いちゃうんと「やべ!すげー急騰してる!絶対下がるから売りでがっつり稼ぐチャンスだ!!」とダマシをくらってしまう。普段の値動きの幅に慣れてしまってるだけに致し方ないが、どうしても普段の値幅の感覚で入ってしまう。これが運のツキで、トレンドの初動であることが多く、そこで逆張りをしてしまうと、早く損切するか、後半のベッティングで枚数をかなり積まないと傷を浅く逃げることが非常に困難になってしまう。

上記はほんと気を付けたいところ。自戒も込めてこのパターンで何度も痛い思いをした。トレンドの初動で逆張りしない、何か大きなニュース、指標がある際は、後場の動きや数日様子をみて、相場がトレンドなのか?レンジなのか?を見極めてから入る、というルールが必要不可欠だと痛感する。