プラットフォームとしての責任。「儲けの源泉はトラブルの源泉」とはよくいったもので、もうけがでかくなればなるほど悪用されやすい。そして悪用されたときにダメージもでかくなってしまう。

「広告規則をどこまで厳しくするか?」これが一番の焦点になってくるはず。今後さらにね。YouTubeが収益条件を厳しくしたように、これからガイドラインは厳しくなることはあっても緩和されることはない。だからこそ、「コンテンツが重要」になってくるわけだけど、生半可なビジネスモデルでは稼げなくなってくるだろうな
。ばかみたいに情熱をもってやれることにフォーカスしないと時間と労力がもったいない。金のためじゃなく情熱がもてるものに。とはそういった悩み多き人に響く言葉だともう。だけど、ある程度マネタイズのことも考えたビジネスを1個はもってないとキツイ。

例えばGoogleアドセンス。Googleの収益の8割がアドセンスによる収益。つまりアドセンスで金が稼げるから、Androidの技術を高めたり、AIとか自動運転にGoogleが思い切って舵を取れる。でももしアドセンス収入が減ったら?当然投資資金も潤沢でなくなりスケールしない。Facebookやアマゾンが続々と新サービスや価値を生み出してる中で巨大プラットフォームは止まれない。一気に落ち目企業に思われてしまう。勝手に言ってればいい、というものならいいが、ブランディング的な視点で見ると、間接的に「オワコン」扱いになってしまうので注意が必要だ。ある程度速度の速く高速道路に乗ったら、スピードは落とせない。落とすと事故るし次々に抜かれる。このカルマにGoogleはどう向き合っていくんだろう。

source:グーグル売上高最高 強さの源泉はトラブルの源泉