生産性の高さ、生産効率の高さが高くなってる現代では、評価するにあたって、その人が「何時間働いたか?」はナンセンス。「どういう価値を生んだか?」「いくら貢献したか?」を評価基準にすべきだ。まったくその通り。

しかし、まだまだ大企業では「何時間働いたか?」が重要視されて、遅くまで残ってる人=頑張ってる人。という理解がされやすい。

労働時間が短い人と比べる時に、角度が違うと見方も変わる。長時間労働公認型の人間の言い分には2通りある。

例えば、

①短時間労働者が仕事ができない人の場合。
必然的に仕事のできる人に仕事が回る。フォローするために1.5~2.0人分働かなければいけなので工数は増える。

②短時間労働者が仕事ができる人の場合。
短い時間で最大の成果を出してるわけでこちらのほうが評価される。

その会社の状況によって変わるってことだね。

自分は長く会社にいればいるだけ、「会社愛」が強いと思われる風習はふぁっくだ。さっさと帰らずにだらだらやって「僕、私がんばってる感」を前面に押し出してるやつは多い。

たとえ、短期間で成果を上げていたとしても「もっと残業すればもっと伸びたんじゃない?」っていう揚げ足取りにあう。そりゃそうだが、逆にいえば「もっと短時間でやれたらもっと売上上がるんじゃない?」っていう返しを食らわしてやりたい。

部署間、チーム間で小競り合いがあるのは必然。それでも「自分のスキルを上げるため」と思って自助努力を続けられる人がきっと満足度の高いワークライフを送れるんだと思う。

source:「日本的な曖昧はダメ」 SOMPO社長の人材評価術