普段の値動きが小さく、デイトレーダーに敬遠されがちな大型株ですが、インパクトの強い材料があれば大きく動く可能性もあります。
■大型株も取引き材料になるその理由とは
1日の間に買いから売りまでを完結させるデイトレーダーは口を揃えて、「値が動く銘柄を物色する」ことが勝つためには必要だといいます。
つまり、1日のうちに値動き幅が大きく、出来高が多い銘柄が適しているということになります。
逆に、いわゆる大型株と言われる株には手を出さないことが多いです。
なぜなら、出来高が多くても、市場での発行済総株数が多いので値動きがそれほど大きくならないからです。
よって、デイトレードでしっかりとした利益を上げるには、大型株は適さないのです。
値動きが小さいほど損失は小さくなりますが利益も取れないですから当然ですよね。
しかし、大型株には決して手を出さないかというと例外もあります。
金融規制緩和など、強いインパクトを与える材料があった場合には、大型株といえども値が大きく動く可能性があるので、大型株での取引も視野に入ってきます。
実際に売買するときの判断は、当日の銘柄ランキング。
こうしたランキングは、証券会社のサイト内やヤフー!ファイナンスなどのポータルサイトでも簡単に見ることができます。こうしたランキングは必ず目を通す習慣を身につけておきましょう。
大きなニュースが発生したときは、当日の値上がり率ランキングを見て、上位に大型株があれば、取引することも考えてみましょう。
トレードの参考にもなりますし、PER・PBRのランキングなども、割安銘柄を見つかるなどメリットが大きいのでおすすめです。