リスティング広告においては、キーワードは一番重要な要素。

なぜなら、ネット上でユーザーにメッセージを伝える手段は「言葉=キーワード」しかないからです。

イメージ広告であるバナーもほぼ同様に、キャッチコピーとなる言葉を入れ込み、ユーザーのクリックを促しています。

このキーワード選定のスキルこそ、腕の見せ所といってもいいですね。

キーワードを選ぶ前に

キーワードを選ぶ前段階に、1つ作業をしてほしいことがあります。

それが、自社の強みと、他社のウリの2つを書き出してほしい。ということです。

なぜかというと、まず自社の強みが理解されていなければ、どんな悩みやサービスを求めているユーザーを誘導したいのかブレてしまうから。

また、ライバルの掲載状況をチェックするのも必須。

他社がどのような切り口で広告文を出しているか?
どのようなユーザーをターゲットとして設定しているか?

をリサーチしましょう。

ライバルと全く同じ戦法を使っているうちは、他社と同じかそれ以下の成果しか得られないですからね。

ライバルと違うアプローチ、切り口でユーザーの目を引く、そしてアクセスしたユーザーに新しい価値を提供する商品・サービスをサイト上に展開させます。

それができれば、広告の費用対効果も右肩上がりで改善されていくはずです。

まとめると、ここであなたがしなければいけないことは以下の2つの質問について考え抜くことが大事。

□ 自社の強みを最低でも5つ挙げとしたら、それは何か?
□ 最低でも5社の競合他社が広告でウリにしている魅力的なオファーは何か?

小さなことでも構わないので、まずは書き出してみてください。

改めて自社の強みに気づくことができるかもしれません。

もしくは、逆に自社の強みは他社からしたら、脅威でないことに気づくかもしれません。

それはそれで、新たな強みの企画や、改善につながるのでプラスになります。

「己を知り、敵を知ろう!」