毎日フィナンスニュースがばかすか出てくるけど、そのほとんどが無意味な情報だと思ってる。アナリストの執筆活動なわけで中身はトレーダーのものではない。そらには、株価の上がる下がるは投資家の心理で決まるわけなので、アナリストがなんといおうと買いたい人が多ければ上がるし、売りたい人が多ければ株価は下がる。

かくいう自分も最初はニュースをかたっぱしから読んでいた。毎朝マーケット情報の番組を8:30からつけて証券会社のアナリストやら営業のトークをきいては「ふむふむ」とか知ったかぶっていた時期もある。ただ、トレードに専念して気づいたのは、スタバで明日の天気をどうこう言ってるおばちゃん達の雑談トーク級に中身はない。大型の株はよくピックアップされるが、数分の放送で幅広いジャンルの銘柄、しいては自分が保有してる銘柄の話題がでることなんて稀の稀。さらには話に挙がったとしてもどこまで深く解説してくれるかなんてわからないし、大多数の視聴者を前にそんな時間をとるメリットもない。

■まじでトレードに集中してみて
ファンダメンタルズを気にすべきは資産1億とかあって中長期でトレードしてる資産家ぐらいでいい。数百万とか多くて数千万の投資資金でトレードしてる兼業トレーダーは、チャートをじっくりみて目の前のトレードに集中すべき。なぜなら今目の前の板で、チャートで株価が動いてるわけだから、アナリストの記事なんて読んでる暇はない。短期の動きに集中してトレードをがんばったほうが、よっぽど金が稼げる。

あなたが株をやる目的は、情報通をアピールしたり、経済本を読み漁って市況にただ詳しい人になることではないはずだ。「株でがっつり稼ぐ人になる」ことではないだろうか。少なくとも自分はそうであり、そうであり続けたい。

最低限の情報は必要である。円安に行ったら外需の大型は株価が上がりやすいとか、内需の新興株は世界経済の影響を受けづらいとか。そういうのは最低限の知識で十分で、フォーカスすべきはなんどもくどいけど「トレード技術をあげること」そして「がっつり稼ぐこと」なはずだ。