投資関連の話になるとこぞって「リスク」の話が出てくる。リスクとは「損する可能性」という定義もあれば、「価格変動」を定義する人もいる。個人的な見解としては、どれも間違いでないと思う。リスクとは損する可能性でもあると思うし、価格変動のことを指すとも思うし異論もない。結論としては、トレードする人間が何をリスクとして捉えるか、の考え方になると思う。どれが正しいというわけでもないんだよね。

「リスクが怖い」=「損するのが怖い」でもいいのだけど、リスクとらないと大きく稼げないからね。10万円の株を買ってデイトレしたら、そりゃ損しても買っても数千円とかよくて1万円とかにはなると思う。でも月単位の収益を10万、20万と桁を上げてくとしたら、いやがおうにも資金を投じないといけない。その分リスクは当然大きくなる。けど、そのリスクを許容できなければ利益もまた薄い。

トレードしてると「リスク」を常に考えるべきなのは当然だけど、リスクコントロールこそが、キモになってくると思う。前述したとおり、リスクを取らない限りでかい金額は稼げないし、損するリスクもでかいのと一緒で、「どうやったら「損失を抑えたトレードができるか」を真剣に考えるべき。これはその人のトレード手法、ロジック。利確・損切り設定比率などで変わってくるので正解はない。自分が納得できて、リスクコントロールできる、という範囲で行うべきだ。

何度も繰り返しになるが、リスクはコントロールするもの。予想外で気まぐれな動きをする相場相手には自分を合わせていくしかない。そうしてうまく相場に稼がせてもらうのがトレード。サーフィンみたいに、自然相手の波乗りに自我が通用しないように相場も同じスタンスで臨むべき。「こんな波が今来てほしい!」なんて思っても絶対来ることなんてほぼ99%ないわけだから、今目の前にやってくる自分が乗れそうな波を見極めて上手に乗るべきなんだよね。