「将来も業績が上がる株を買え」と、よく株の書籍やネットでは書かれていますが、正直業績が上がる株がわかったら苦労はしない。むしろいつ、どんな影響を受けて、10年後も有望と言われた株が急落するかわからない。事実、「この会社は安心。と思っていた企業も東芝、黒田電機など突然の不祥事や災害によって信じられないほど株価が下落してしまうことがある。

株初心者であっても、予め予想した通りに株価が上昇し、上手くトレンドに乗り稼ぎやすい業種がある。それがゲーム株だ。

なぜ、ゲーム株が将来有望なのか

ゲーム株を狙う理由。それは、スマホ市場の拡大と深い関係性がある。どういうことかというと、ゲームアプリはスマホとの相性が超がつくほどよい。

日本の都内では通勤電車内で毎日スマホでゲームをしている人を見る。中高生から社会人、老人までもだ。世界のスマホアプリ市場を見ても、日本がダントツでゲームアプリをインストールしている。しかもDAU(日当りのアクティブユーザー)も他のアプリに比べて圧倒的に高い。LINE、FacebookといったSNSアプリと同等レベルで立ち上げられているアプリだ。さらには、海外でもスマホ普及率が上がるにつれてゲーム業界の市場規模が拡大していっている。中国でははっきりいってスマホゲームバブルだ。

何がいいたいかと言うと、これから世界中でスマホ普及率が上がっていく。人口の多いアジアを中心に全世界でスマホを持たない人が珍しいぐらいに普及率は上がっている。

スマホ普及率が上がるということは、ゲームアプリで遊ぶユーザーが増えるということだ。この減少はほぼ確実で日本のスマホゲーム企業はグローバル戦略のもと、市場を人口縮小の日本から海外へどんどんシフトしていっている。

在庫もかからず、ヒットすればグッズもバカ売れしてしまうスマホゲーム企業はまさに狙い目であり、「ゲーム株を制するものが株を制する」のも現実としてもう始まっている。