エコカーという言葉が20年前に浸透し、プリウスが販売されて20年、エコカー時代がこれまでの主流だったが、ついに電気自動車→自動運転の時代になったか。トヨタのエンジン車だけの車種を2025年までにゼロにする、という目標は大きい。25年っていっても約7年。あっという間にやってくる。ゼロ到達には、最短での2020年には方向性を確定して世の中に電気自動車を買いやすい社会にする必要が出てくる。なぜなら、プリウスが世に出たころはエコカーはあほみたいに高くて手が出ないし、デザインが近未来すぎて街で走るには視線が熱くてはずい、っていう社会性だった。今回のデザインも近未来もいいとこで、モーターショーですか?級のデザイン。これが一般道を走っていても「ふつう」になるには時間がかかると思う。手っ取り早く一般消費者の手に渡りやすい車にしないとね。もう1つの問題はシェアビジネスとの真っ向勝負。シェアカー自体を自動や電気自動車にしてしまうのも手だが、売上を着実に上げるには一般消費者の購買なくして成立しないだろう。