そもそも新規失業保険申請件数とは?

新規失業保険申請件数は、米国が毎週木曜日に発表する経済指標で、失業者が、失業保険の給付手続きを行った件数をまとめたものです。

新規失業保険申請件数は、毎週集計しています。

新規失業保険申請件数が与える為替への影響は?

新規失業保険申請件数が前回や予想よりも増えると・・・

失業者が増加しており、雇用情勢が悪化しているのでは?と予想されます。そして、為替は「ドル売り」が強くなります。

逆に、

新規失業保険申請件数が前回や予想よりも減ると・・・

失業者が減り、雇用が盛んになっている、すなわち企業の景気が良くなっていると判断され、為替は「ドル買い」が強くなります。

まあ、こんな具合に簡単にいくわけではありませんが、1つの指標にはなりますよね。

イレギュラーで、失業者が増えるのと同時に、雇用も増えていれば、失業者数の増減が、プラスマイナス0で、景気や為替にさほど大きなインパクトを与えないこともあります。

ですので、長期的な米ドルの動きを読むには、そこまでビッグな指標ではないですが、短期的な米ドルの変動には影響が出やすい指標、と言えそうです。

●新規失業保険申請件数のトレードポイント

予想よりも増えた ⇒ ドル売り
予想よりも減った ⇒ ドル買い

それでは、今日もトレード頑張ってきましょう!