サラリーマンとして本業以外のビジネスから副収入を手に入れることはクラウドソーシングやネットの普及で当たり前になってきました。本業以外でスキマ時間や休日を利用して、2枚目の名刺を持つ人も増えています。

なぜ、副収入が必要なのか

日本人の平均給与所得は、ここ数年で下落しています。1つの企業に就職したら定年までその会社に在籍する人は今の時代ほとんど難しいでしょう。なぜなら、ネット社会で今の業種で培ったスキルが10年後も活かせるかと言ったら難しいからです。技術の多様化で今あるスキルの寿命も短命化しているのです。例えば、カセットテープの時代に、モバイルのレコード再生機器はバカ売れしてました。でも今はiTunesなどでデジタルで音楽をダウンロードして聞くことができるので、だれもカセットテープは買いません。当然カセットテープを制作する向上は潰れるか、別の製品を造ることになります。

または、2000年頃にはWEBデザイナーの職種は需要が高く、高い給料をもらえました。でも今はどうでしょう。デザイナー人口が増加し、素人でも簡単にプロ並みのホームページが作れるサービスが生まれて、数年前のようにWEBデザイナーの人材は重宝されなくなりました。変わってデバイスはスマートフォンに変わり、アプリを開発できるエンジニアが脚光を浴びています。

これらの例からも、スキルの短命化は今後もさらに即進化することは間違いありません。どんなに安泰な企業でも年収もたいして上がらず、仕事は激務になっていくのであれば割にありません。それよりも第2の収入を得るべく、自身のビジネスをコツコツ運営したり、クラウドサービスを利用して、自分の今の仕事のスキルを活かした代行業務などで稼ぐことは簡単になりました。

複数の収入源を創れなかった人と創れた人の10年後の年収の差は・・・

60歳を過ぎた後も、何歳になったら年金がもらえるかもわからないですし、期待するほど大きい金額はもらえないでしょう。まともに生活したり、旅行にでかけるぐらいの豊かな生活を送るには、一生なんらかの職をもち働き続けることが必須になってきます。投資で配当金生活をするのはまた別ですが。50代になり、60代になったとき、人脈なし、スキルなしの状態から新しい仕事を始めるのは相当キツいです。というか無理でしょう。だからこそ今からでも仕事の幅を広げ、ネットを使っていつでもどこでも収入を生み出せる地盤を作り始めることが大切だと考えています。

ここで大事だと思うのは、作り始めるための行動をまず起こすこと。頭で「あ〜将来不安だな〜」と思いながらも何も始めない人はほんと多い。むしろほとんどが行動に起こさない。目先の利益を狙わずに、半年、1年後、3年後にはしっかりとしたお金の身がなるように今からすぐ動くことが肝心です。25万円の給料だけならそこでおわりですが、副収入で5万円入ってくる仕組みが作れれば月収は30万円です。副収入があるのとないのでは、年間60万円の差が開き、10年後には、600万円に・・・これってかなりでかくないですか??いざという時にお金に困って辛い人生を送るより、早いうちに老後に備えて副収入源を自分の力で創るために積極的に情報収集し、行動することをお勧めします。まずは一歩踏み出してみましょう。