会員制ビジネスをスタートした直後は、見込み客リストを保有している場合を
除き、なかなか会員数が伸びない我慢の期間があります。

また、既に実践中ではありますが、会員に提供するサービスもマンネリ化
してしまい、継続率が上がらないといった悩みを抱える運営者も少ないでしょう。

さらに、見込み客ユーザーを増やし、満足度を上げつつも、
継続課金数を拡大させる施策はないものだろうか?

サービスレベルを3つに切り分けて、新規会員申込の流れを作る

1、非公開のリアルタイム配信で見込み客を大量に収集する

リアルタイムでの動画閲覧権を与えるステージ。
収録済のアーカイブ動画ではなく、実況やリアルタイムでの
対談、ユーザーとの対話と行ったコンテンツに使えます。

この段階では無料で視聴する権利を与える。
しかし、この無料視聴権利は、メルマガ読者限定として、
メルマガ登録を促す。

これにより、見込み客リストが大量に集まめられる。

2、見逃し配信

リアルタイムの配信動画をその時間帯が仕事だったり、都合上
視聴することができなかったユーザーも当然出てきます。

見逃しユーザーに対して、生放送の動画を視聴できる
再放送の場を提供します。

この形は様々ですがいくつか例をあげると、

・一定期間放送
過去2日間のみ再放送される

・単品の動画商品として販売
1動画単位で、見逃した動画をデータ、DVDで販売

・全バックナンバーを販売
過去動画を全て単品で購入できる。高額商品として販売。

3、定額制動画配信の継続課金サービスへ

そういう方向けに見逃し映像を単発で販売、もしくはアップグレード
すると、過去動画も全て閲覧できるサービスを受けられる仕組み。

毎月定額課金サービスに申し込んでくれたユーザーは、これまでの
1、2のサービスが全て受けられるメリットを与える。

継続課金に申し込む際にプレゼントをあげると効果的

最終的に、誘導したいのはやはり3の継続課金サービス。

月謝の金額にもよりますが、やはり自動で課金されることに対して
ユーザーの抵抗感は少なからずあります。

その不安を取り除き、申込のモチベーションを盛り上げるには
やはりプレゼントが一番です。

数量限定、期間限定のプレゼントを用意して、初回申込の際に
受け取れる仕組みを作りましょう。

まとめ|金額以上の付加価値を提供する

会員制ビジネスは、毎月支払う以上の価値がない、と判断された
時点で即刻退会されてしまいます。

継続率が低く、退会率が高ければ会員サービスのうまみは少なくなります。

そうならない為にも、常に「ユーザーに毎月満足してもらえるもの」
「支払う月謝の金額が安いと感じさせる付加価値」を提供できるか否かが
収益拡大のキーポポイントになることは間違いありません。