動画の分析と言われると、大手企業の広告代理店やコンサルティング会社でも
以外と理解していないことがあります。

なぜなら、動画マーケティング自体が、まだまだ発展途上で
「こうすれば上手く行く!」という方程式が手探り状態だからです。

ですので、代理店担当者でも「動画マーケティングの経験がない」
なんてことはよくあることなのです。

最低限の分析ポイントは3つ

1、検索キーワード

YouTubeや、Googleで、ユーザーが
「どんなキーワードで検索して動画を見に来てくれたか?」
がわかります。

より多く検索されているキーワードがわかれば、そのキーワードの
SEO対策をすればもっと検索エンジンからの誘導数を増やせることができます。

今後の動画アップ時にも、上位表示させたいキーワードを挿入して、
YouTube内の検索でもヒットさせやすくできます。

キーワードのデータは財産ですので、絶対にレポートにまとめて
定期的に分析しましょう。

ユーザーの検索ニーズや複合キーワードは常に変化してますから。

2、トラフィック ソース レポート

(以下、ヘルプ引用)
コンテンツを見つけるときに視聴者が使用した各種サイトや YouTube の機能を確認できます。

トラフィック ソース レポート|YouTube ヘルプ

https://support.google.com/youtube/answer/1714921?hl=ja

動画を見つける方法としては、YouTube での検索、関連動画のサムネイルのクリック、
Twitter や Facebook のようなソーシャル ネットワーキング ウェブサイトからのリンク
など、さまざまなものが挙げられます。

記述のとおりですが、ざっくりいうと
「ユーザーがどこから動画を見に来てくれたか?」がわかります。

そのデータを元に、一番流入してる媒体がFacebookならFacebookをより強化する。
ブログならブログのコンテンツを増やしたり、動画へのリンクを増やす。
など、施策を練ることができますよね。

3、視聴者維持率レポート

(以下、ヘルプ引用)
[視聴者維持率] のメインページには、チャンネル内の全動画の平均視聴時間(分)
の他に、推定再生時間(分)の上位 200 件の動画またはチャンネルを示す表が表示されます。

視聴者維持率レポート

https://support.google.com/youtube/answer/1715160?hl=ja

平均視聴時間がわかれば、ユーザーに「どのぐらいの再生時間帯で
離脱されているか?」がわかりますよね。

おおよその時間帯から、何が原因なのか?どんな内容が再生されているか?
を探っていくことで、より視聴時間の長い動画を作る改善が施せます。

まとめ|YouTube アナリティクスを使い倒す

分析・解析は、動画運営側の指標にも大きく影響されるので一概には
「この数値だけをみておけばOK」とは言えません。

ただし、あれやこれや数字をみても、小奇麗なレポートを作ってみても
「目指すべき目標を達成する為にみるべき数字」
がはっきりわかっていなければ時間の無駄です。

大概の情報はヘルプで確認できますので、「もっと動画のデータ分析したい!」
と興味のある方は、「YouTube アナリティクス」で検索してみてください。

ここを読むだけで、かなりの動画改善、データ分析のヒントが見つかります。

以下、URLですが、Google、YouTubeはまれにURLが変更される時があるのでご注意を。

YouTube アナリティクス

https://support.google.com/youtube/topic/3025741?hl=ja&ref_topic=1115985