前場の早い段階で株価が急上昇し、ストップ高を付ける銘柄がまれにあります。日々、株価ランキングで値上がりランキング、ストップ高ランキングをチェックすると、ストップ高株を見つけることができます。

ストップ高から垂れてきたポイントで買いを入れ、再び株価が急騰する2度目の上昇を狙えば、簡単に大きな利幅を稼ぐことができます。

ストップ高銘柄で稼ぐステップ

以下4つのステップに分類されます。

1、ストップ高ランキングをチェック
2、銘柄を選定して垂れたところで買いを入れる
3、ストップロスを置き、株価の動きを観察
4、上がれば売り、下がれば損切り

それでは1つずつ解説していきましょう。

1、ストップ高ランキングをチェック

まずは、ストップ高しているランキングをチェックします。Yahoo!ファイナンスや、証券会社のランキング項目で簡単に探すことができます。毎日更新されるのでチェックしてみてください。

2、銘柄を選定して垂れたところで買いを入れる

上昇率、業種、直近のニュースや話題性などをGoogle検索で調べていきます。ここでは、銘柄の業績などは特に気にせず、「板に勢いがあるか」の視点で注目していきます。2度目のストップ高を狙っていくので、それなりの板の厚さが重要なポイントになります。

3、ストップロスを置き、株価の動きを観察

ストップ高から翌日の寄り付きで、急下落する可能性も皆無ではありません。むしろ、自分の予想とは反対に下落することも相場ではよくあることです。万が一、予想が外れた場合も、損失を最小限に食い止める為に、ストップロス、逆指値を設定して、損切りに備えます。

4、上がれば売り、下がれば損切り

もし、うまいこと株価がまた上がっていけば、ストップロスを引き上げて、利幅を大きくします。反対に、株価が下がれば、あらかじめ設定したストップロスの値でロスカットします。値動きがうまく読めない段階では、ストップロスを限りなく厳しくしておけば、損失も小さく抑えられます。ある程度資金もできて、勝率も上がってきたら、一度の取引で大きく投資すれば、さらに利益を伸ばすことも可能です。

ストップ高後の再上昇を狙った投資法のメリット・デメリット

2度目のストップ高を狙うこの投資法の最大のメリットは、銘柄選びが非常に簡単である、という点です。なぜなら、ストップ高した銘柄というのは、ある程度出来高が高く、板が厚いので初心者でも参入すれば、簡単に買えて売り逃げしやすいからです。せっかく割安で買った株なのに売れない、買いたくても、買えない、といった初心者がつまづきやすい悩みも比較的解消された投資法です。

しかし、デメリットとしては、仕手株の大口投資家にやられてしまうリスクがあります。失敗しない為にも、ロスカット・逆指値の設定をお忘れなく。「ここまでの損失なら耐えられる」というところでロスカットを置くのは、相場で生き残るための必須条件と言えるでしょう。