株式投資のトレードと聞くと、毎日パソコンに張りついて、ほぼ1日座りっぱなしというイメージがまだ強いようです。たしかにデイトレトレーダーにとっては、1日にどれだけ利益を取れるかを仕事にしてるわけですからある程度張りつけ状態になるのもわかります。

しかし、株初心者のうちや、市場の雰囲気が悪い相場、という日も1年のうちに何日もあります。市場の雰囲気が悪いというのは、主に以下の状態。

・チャートが上下にまったく動かない
・大企業の不祥事などバッドニュースで値動きが激しく乱高下
・値上がりランキングの上位銘柄でも4%前後しかアップしていない

といったところでしょうか。

簡単にいうと、利幅が取れない相場、相場が予測不能に乱高下するような2つの事態ですかね。

「毎日利益を出す目標を立てたからどんな相場でも稼げるようにならなきゃ!!(必死)」と焦る気持ちもわかりますが、「毎日利益を出す」「毎日トレードする」という目標自体がムリなのです。だからもしこのような焦りの元になる目標を立てている場合は、そんな目標今すぐ捨ててしまいましょう。自滅するのがオチです。

野球でも、外角いっぱいのボールは無理にひっぱらずに、ライト方向に打ち流す。ボールと判断したら、無理にヒットを打ちにいかず見逃す。このぐらいの余裕をもっていおいたほうが賢明です。野球に詳しくない人はわかりづらくてすみません^^;

「休む」も立派な投資ルール

とにかく、、、なんだかトレードしにくいな、と思うような「自分の相場でない」場合は、トレードを休んでください。休むのもルールです。ただテレビを観てダラダラ過ごすのを休むとはいわず、過去トレードの復習に時間を使ったり、四季報を読んだり自分の脳みそに栄養を与える活動をおすすめします。自分も相性が悪いと判断した相場の日には、過去トレードの勝率を計算し直したり、次の銘柄選定に四季報を読んだり、ニュースをあさったりといった時間に費やしています。

株達人は1日にしてならず。日々の積み上げ努力も立派なトレーダーのお仕事ですよ^^!