日経平均がついに17,000円を越えた。17,000円というだけでも高く感じるが、半年以内に20,000円の大台にのったのを思うと、低迷期は意外に長かったと感じさせられる。年越しに、マイナス金利に、黒田バズーカに色々あったように思うけど、ふと思うのは「明確な経済の右肩上がりの実感はない」ということ。

結局のところ、あれだこれだと、ニュースのコメンテーターや、投資予想家の情報に洗脳されていいようにされてるだけで、実体は全く良くなっていない。マイナス金利だってざわざわしてるけど、不動産の建築数は伸び悩んでるし、金利が下がっても、不動産価格が急騰してるから、情報弱者の一般家庭なんかが高値のマンションを営業の口車にやられてほいほい買ってたりする。マンションギャラリーの入場者数が伸びてる、なんて新聞記事もいいように書かれてるだけ。実際にマイナス金利でなんなに大騒ぎさせられたのに、もう次の話なんかも出てる。
「マイナス金利」の次は、財政政策関連に注目だ!

情報と経済の本質をちゃんと知ろうとしないと、結局素人がバカをみる。