為替相場を分析する際、ファンダメンタル分析とテクニカル分析では、どちらが有効か?という論争をよく繰り広げられています。
どちらが重要なファクターか?という答えを出そうとなると大変難しいですが、スキャルピングなどの短期取引ではテクニカル分析を基軸にトレードすることが主流であったり、投資スタイルによって異なる、というとてもあいまいな答えになってしまいます。
「ファンダメンタル分析は経済の知識がないと難しい」と敬遠されがちですが、実は相場全体の動きを知る上でカギとなる重要な指標でもあります。
そもそも為替におけるファンダメンタル分析とは何か?
例えばですが、株や債券では、将来におけるキャッシュフローを現在価値に照らし合わせて適正価格を導きだすことが可能です。しかし、為替には適正価格というもの自体、そもそも存在しません。
市場のFX投資規模が拡大すると同時に、最近では投機マネーが為替市場に流れ込み、全く予想もつかない値動きをすることも珍しくありません。
「じゃあ、ファンダメンタルは重要じゃないのですね」と言われればそうではありません。
なぜなら、テクニカル分析では掴めない動きが市場にはあり、為替がファンダメンタルで動くことはよくあることだからです。
情報を収集し、ファンダメンタルを基盤にテクニカル分析を行うなど、柔軟な投資脳を持つことが大切です。
市場は今、何をテーマに動いてる?
個人投資家のトレーダーの方に意識していただきたいのが、「市場が何をテーマに動いているか」ということです。
アメリカの政治経済や資源、金融緩和など多岐に渡ります。国際的なニュースをみるだけでも、世界経済で今何が注目されているのかを簡単に知ることができます。
中国のGDPを毎日チェックするとか、難しい計算やデータを収集する必要は一切ありません。大切なのは常にアンテナを張っておくこと。市場が今何をテーマに変動しているのか?そしてこれから何をテーマに変動するのか?を意識してトレンドや相場の変化を感じ取ることが重要だと考えます。
