つなぎ売りとは、空売りと同一の投資法でもあります。

親から遺産で株券を受け継いだというような場合、株が上がったとき、下がったときに、信用取引を行うので、「資産保全の方法」として活用することをお勧めいたします。

既に、株をもっていて今が買ったときよりもだいぶ安くて売れなくて、これが利益を生まないと思っている人でもつなぎ売りを行うことで、株の有効活用が行えます。

塩漬け株を保有されている方で、もう利益が出せないと思っている方には、有効な投資法ともいえます。

また、一言で「塩漬け株」といっても塩漬け株には、2種類の意味があります。

2種類の塩漬け株

①ある株を高く買ってしまって、値段が下がってしまい売るに売れない場合

今売ると何百万もマイナスが出てしまうために、持ち株を売ることが出来ず、長期間持ち続けている状態。

②親などから受け継いだが、株を全くやらないから、ずっと塩漬けしている

しかし、塩漬けといっても、ある程度、株価は値動きをしているので、それが少し高くなったときに、そのまま持っている株を、そのままの株数で売ってあげて、下がったら利益を出す。要は塩漬けで利益を生んでいく方法です。

つなぎ売りは、保有している株を担保に活用するので、株を多く持っていないといけないということはありません。少ない株でももちろん可能です。

つなぎ売り(つなぎうり)とは、株式投資についての用語で、信用取引を駆使した取引手法の一つです。

相場の下落が見込まれる局面において、保有している「現物株」を売らず、同じ銘柄を「信用取引で空売り」することです。

相場が高い場面でつなぎ売りを実施し、その後に下落局面が発生しても、現物株に対する含み損は空売りによる利益で相殺されるため、相場が下落時につなぎ売りの決済(買い戻し)を行えば値下がり損を回避することができます。