銘柄選びのポイントとなると、少し株式投資のレベルが上がります。

初心者ならば、

「ハイリスクの投資は避ける」
「あらかじめ決めた金額で取引する」

といったルールを決めておけば、あとは好きな銘柄を選んで買えばいいでしょう。

「この株は値上がりしそうだ」と感じた株でもいいし、好きな商品を販売している企業、イメージがいい企業などでもいいです。 株主優待、配当で選ぶといった方法もあり、これもあなたの投資スタンス次第で変わります。

株式投資に慣れて様々な知識が身に付くまでは、長期投資を基本に投資プランを構築しましょう。

株価の上下に一喜一憂しないで済むし、手数料などのコストもさほどかかりません。

ある程度の経験を積んだ上で、再度自分の投資スタイルを検討するのがベストです。

銘柄を選ぶには、まずはリストアップが必要です。 これは新聞に載っている株式欄で十分です。

そのリストをじっくりと眺めて、株価と合わせてチェックしていきましょう。

「気になる会社」があればリストを作成し、自分の投資先候補にするのです。

銘柄の選び方とは?

機関投資家といわれるプロは、どこに投資するか、毎日研究しています。 多くのところは、どこに投資するか、投資の市場を選んで、いくつかの基準を設けています。

例えば、東証一部なら、これをユニバースというのですが、投資できる銘柄を絞ってしま います。例えば、500 銘柄に絞ったとします。

そして、各セクターの中から、何銘柄ずつといった風に、投資対象銘柄を選んでしまうと いうことが多いです。リストアップしていくというのはそれに近いものがあります。

ただ、その基準というのは極秘情報でもあるのですが、一般的に財務諸表で出てくるような、1株当たりの利益。それから1株当たりの純資産。こういったものが、まず株価の算定 の基準になるのは、プロでも誰でも変わりません。

そして、将来的にどのくらい利益成長していくかというのを、見通せるか、見通せない かが、株価が上がるかということの大きな要因となります。

ここでは、EPS(一株当り利益)や BSP(一株当り純資産)など代表的な企業の財務状況 や安定性をみる指標から投資の目安を考えてみます。