ロスカットはFX会社が設定している一定の範囲の損失を守るための機能でして、証拠金の維持率によって発動条件が設定されています。

特にFXの場合にはレバレッジをかけて大きな額の取引が可能なのでその分損失も大きくなることがありますし、株式市場と違い24時間動いている市場なため知らないうちに損失が膨らむ可能性があります。

ただしロスカットは一定の範囲の損失を保証するものでなくあくまでも目安としてなので為替レートが大きく動いた場合には設定値以上に損失が出る場合もあります(スリッページ)

ロスカットの前にリスクを減らす注文を設定しておく

リスクを減らすためにはロスカットだけでなく自分で注文をあらかじめ設定しておくことが可能です。

新規注文と同時に損失がここまで来たら決済するという注文や(IFD注文)、新規注文後に利益か損失のどちらかが一定の幅まで来たら決済するという注文(OCO注文)を設定しておけば条件に合致した場合に自動で決済が発動されるようにしておくことで損切りを設定することが出来ます。

一般的に損切りのオーダーのことをストップロスオーダーと言い、損失を少なく抑えたい場合にはストップロスを設定しておくことがリスクを限定させるコツです。

取引時の手数料

FX取引ではレバレッジを大きくすることで利益を大きくすることが出来る反面、損失も同じだけ大きくなるということを覚えておく必要があります。

そのリスクを投資家の資産を守るという意味でマージンコールやロスカットが設定されているわけですが、ストップロス注文を利用すればさらに損失を減らすことが出来ます。

FX取引はリスクも大きいですが、FXのリスクを理解しておいて徹底したリスク管理を心がけるようにしましょう。

FX取引はリスクを自分である程度コントロールできるという意味でも人気の利用しやすい投資であるということですね。