FXの本番取引を始める流れは

1、FX取引を実施する会社を選ぶ
2、FX口座を作る
3、取引通貨のペアを選ぶ
4、新規注文をする
5、決済注文する

初めての場合にはFX会社を選び口座を作る必要がありますが、一度口座を作ってしまえば、3から5を繰り返していくことが取引となります。

FX取引の会社を選ぶポイント

これからFX取引を実施していくに当たって最初に考える重要なポイントが会社選びです。

やはり自分の大事な資産を預けて取引を行っていくわけですから、サービスで選ぶのかコストで選ぶのか自分でしっかりと決める必要があります。

実質的な手数料であるスプレッド
口座開設キャンペーンで選ぶ
情報サービスと取引における機能性
最少取引通貨数で選ぶ
FXの会社選びに当たって重要なポイントはこの4つでしょう、他にも取引通貨ペアにも各会社によって色がありますが、初めてのFX会社を選ぶ時にはあまり必要のない尺度でしょうね。

情報の取りにくいマニアックなペアを選んで取引することはないでしょうからね。

口座を開設する

FX会社が決まったら口座を開設しましょう、金融資産での取引ですのですぐに取引可能とはいきませんのでまずは専用口座の開設手続きが必要です。

口座開設をクリック・・住所氏名、年齢、生年月日などの基本情報を入力します。
身分証明書を送る・・スマホやデジカメで撮影しメールで転送を行います。アップロードする場合もあります
ログインして完了・・FX会社から送られてくるログインIDとパスワードが送られますのでログインします。
以上の3つですので簡単に口座を開設することが出来るでしょう、ログイン情報はメールだったり郵送だったりですがログインしてから専用口座へ入金することになりますので、すぐに取引はできません。

ネット銀行口座があればリアルタイムで入金するシステムもありますので、利用することがおすすめですね。

取引通貨を選ぶ

取引する通貨ペアの特徴を考えて選ぶようにします。

スワップポイントを狙った取引なら豪ドルやニュージーランドドルなどの高金利通貨と円の組み合わせですし、キャピタルゲインを狙う取引なら値動きの大きいポンドなどの組み合わせが良いでしょう。

しかし初心者が一番最初に行うのであれば米ドル円が良いでしょう、値動きの幅もさほど大きくなくそれでいて最も情報が集まりやすいペアですのでトレードに慣れる意味でもおすすめですね。

そして日本国内で取引するのであれば、情報という面でも最も集まりやすいやはり円とのペアを中心に取引するほうが良いでしょう。

FX取引通貨ペアの決め方を見る

新規注文をする

取引通貨ペアが決まったらいよいよ注文をしていきますが、注文には大きく分けると2種類あります。

成行注文・・自分が相場を見ながらクリックして注文を出す
指値注文・・自分で決めた為替レートの時に注文が約定するように設定する自動型の注文
成行注文は必ず約定※するものですから、現状の価格で買いたい(売りたい)ときに良いでしょう、確実性がありますのでね。

対して指値注文は為替レートで指定するものですから、決めたレートの前で相場が反転した場合には当然約定が行われません。

ずっと相場を見ながら注文が出来るのであれば良いですが、時間が限られている方にとっては指値注文の方が利用しやすいでしょうね。

※約定・・注文が成立する事

FX取引の注文方法についてを見る

決済注文をする

決済注文の場合にも新規注文と同じ方法で行います。

相場を見ながら利益が出た時点で決済する成行注文と、あらかじめ自分が決めておいた利幅の為替レートで決済注文を出す指値注文が可能です。

指値注文を出していて、相場反対に動いた場合には損失が膨らんでいきますが、その損失を限定させるための注文で一定の損失の時点で自動での決済注文をだすものとして逆指値注文(ストップロスオーダー)というものがあります。

逆指値注文のみを出して損失は限定させる状態にしておいて、利益は伸ばすという方法を取ることも出来ます。

取引は冷静さと自分のルールを

FX取引ではまず口座を作ることが大前提となりますが、逆に言えば口座さえ作ってしまえばあとは取引を繰り返していくだけということでもあります。

新規注文が約定されれば、その時点からFX口座では現状の為替レートでの計算上の利益あるいは損失が価格として表示されます。

決済する前のこの価格を含み益(損)といい、最初の内はこの価格ばかりが気になることでしょう。

含み損があれば回復すると考えすぎてどんどん含み損が膨らむこともありますので、決済注文が遅れてしまいロスカットということも考えられます。

自分なりのルールを決める等をして、冷静に取引できるように心がけておきましょうね。