サイトへの集客を行う上でよく「ターゲットを決めよう」という言葉を
見られると思います。

どんなお客様を集客したいか?をイメージすることは大事なことです。

ネットでは、膨大な情報が掲載されているわけですから、
お客様も情報を探そうと思えばいくらでも探せます。

別にあなたのサイトである必要は無いのです。

仮に、あなたのサイトに訪問したユーザーが100人いたとして、
ほぼ9割以上の人が30秒以内にあなたのページから離脱していると
仮定して良いと思います。

この数値は「直帰率」といった数字で見える化することができますが
もし興味がありましたら解析ツールで分析してみてください。
(googleアナリティクスは比較的初心者にもおすすめです。)

解析のプロによれば30秒といわず、3秒とかからずに離脱することが
ほとんどのようです。

と、考えると・・

あなたのサイトにユーザーを引き留めるには
どうしたらいいでしょうか?

あなたはユーザーに

「あ、この情報をやって見つけられた!」
「もうちょっとこのサイトを読み進めてみよう」

と思ってもらえるようなサイトを作りたいと思っているはずです。

その目的を達成する為にも、

「ターゲットを具体的に絞り込みましょう。」

「具体的に絞り込む」のがキーポイントです。

多くのアフィリエイト初心者が、多くのユーザーに読まれる記事を
書こうと、万人受けの記事を書きがちです。

悪いことではありませんが、ターゲットを広く設定してしまうと
こんなデメリットがあります。

・SEO対策で狙うキーワードが定まらない
・記事コンテンツの主張が弱くなる

まず、明確なターゲットが絞られていないので、コンテンツ内容も
ぼやけがちです。

例えば、アフィリエイトで稼ぐ記事を書いているのに、途中で株式投資の話や
FX、不動産投資の話がでてきたらどうでしょう。

「結局、何の話をしたいの?」
「別に株の話はいらないんだけど・・・」
と思いますよね。

FXで稼ぎたい人にとっては不動産投資の情報は探してませんし、
アフィリエイトをしている人からしたら株の情報は知りたいとは思いません。

これは「お金を稼ぐ方法」というみんなの好反響を得ようとしたために
「誰にも読まれない記事」になってしまっている例です。

・アフィリエイトで稼ぎたい人には→アフィリエイトの情報を。
・FXで稼ぎたい人には→FXで稼ぐ情報を。

さらにはもっとターゲットを具体的に絞り込んで、

・アフィリエイトの中でもメルマガの上手な書き方
・FXの中でも下げトレンドでの必勝トレード方法

といった具合に、ユーザーのニーズ(需要)を汲み取って
ターゲットを絞り込むとかなり反応が高くなります。

当たり前のように思えて、多くのアフィリエイト初心者は
この過ちを犯してしまいがちです。

「いやいや自分はそんな基本的な間違いはしないよ」

と思われたかもしれませんが、意外と「1記事→1コンテンツ」で
ターゲットが絞れていない記事が多いので注意してくださいね。

確かに、「ターゲットを絞る」のは基本中の基本です。

しかし、経験者であっても「ユーザーによく見られたい」気持ちを
優先して八方美人な記事を書いてしまうことがあります。

かくいう私も、初心者のころはターゲットがぼやけてしまい
自分で読んでいても記事のメッセージ性が弱いと感じてしまう
こともたくさんありました。

そんなときは、「みんなに読んでもらおうとした万人受け記事」に
なってる可能性が高いです。

もう一度、自分の記事が

「誰に読んでほしいか」
「その人は具体的にどんな悩みを抱えている人か」

をイメージして、ターゲットを具体的に絞り込んでみてください。