ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

5年後、自分がどういう仕事についていたいか。
転職しているか、起業しているか、はたまた旅人になって世界中を歩きまわっているか。ネットさえつながってれば、せどりなりアフィリエイトなり株なり、「会社に勤めなくても」自分自身で生活する収入ははっきりいってなんとかなったりする。クラウドワークスを使えば、個人であってもスキルさえあれば大企業から大きな報酬を得てシステムを作ったり、サイトを作るだけで一般の会社員の何倍もの収入を1か月で得ることもできる。

事実、個人事業主として脱サラした知り合いはランサーズで映像編集を請け負い、そこからの収入だけで生活している。「ノマド」なんて言葉が一時流行ったが、自身が何かに特化した「スペシャリスト」である必要がある。特殊技術なりデザインやコンサルなど、顧客に対して役に立つ価値を提供しているからこそ、雇用に縛られない生活をて似れている。それを勘違いして、ただフリーランスになれば利益ががっぽり入って、自由になれると勘違いする楽観者も多い。何も価値を生み出せない人間に好き好んで給料を振り込むようなお人よしはいないってことだ。この本では、5年後、10年後の仕事のあり方はどう変わるか、そして急増するミニ起業家として成功するにはどのようなスキルを身に着けるべきか、どのような思考を持つべきかが詳しく書かれている。