インターネットなどで無料で手に入る情報は、しょせん無料の情報。

投資で成功する人は、武器になる情報にコストをかけることを怠りません。

あなたは普段どのような情報をどこから入手していますか?

投資で有益な情報にはお金をかけるか、無料情報で十分か?

株式投資は情報戦。

投資を行う際に情報を重視するトレーダーは多く、私もその中の1人。

つい先日、ロケットの分野で、今後大きく伸びるに違いないと有望視できる企業に目を付けました。

ところが、株式を買おうとしたところ、その会社は上場していなかった。

結局、その企業の親会社の株式を買うことになるのですが、その際にどこが親会社かを調べるのに利用したのが証券会社の担当営業マンでした。

こうした情報は自分でも調べられますが、四季報や会社のホームページなどを見る手間がかかります。こうした情報収集を証券会社の担当者に求めるのも1つの手です。

しかし、昨今はSBI証券や楽天証券などのネット専業証券でトレードする人が多いです。

売買委託手数料が安いのは魅力だが、ネット専業証券は担当者が情報提供を行うようなことはありません。

一方、野村證券や大和証券などの店舗を持つ証券会社であれば、口座を開くと担当の営業マンがつき、直接相談できたり、株価に影響を与えそうな情報を教えてくれたりします。

しかし、あえて高い売買委託手数料を払っても証券会社の営業マンから株式を購入するのは、彼らがもたらす、ネットでは辿りつけないような情報に価値を認めているからです。

証券会社選びだけにかぎりません。

多くの人がまだ知らない情報をいち早く入手できれば、株式投資では大きな武器になります。

そうした情報は無料では手に入らないものが少なくありません。

「情報は無料のもので十分」と考える人も多いですが、情報にお金を惜しまないほうが、株式市場という戦場で戦うための武器がより手に入りやすくなるのはたしか。それを惜しんで大きな利益獲得の機会を逸する損失は、情報のためのコストよりはるかに大きいといえます。