いざクレジットカードを申し込むときに、ブランドを選びますよね?日本では「VISA」「マスターカード」「JCB」がネットショッピングや居酒屋など様々なお店で利用されているブランドになります。しかし、ほとんどの人が選ぶ理由が「なんとなく」になってないでしょうか?ここでは、各ブランド別のシェアや特徴をまとめましたので参考にしてください。
VISA(ビザ)
VISAVISA(ビザ)は現時点で世界一の国際ブランドになります。使える国や地域の広さはもちろん、支払いに使える店舗の数ともに世界一と言い切ってしまっていいでしょう。VISA提携のクレジットカードさえ持っていれば、国内、国外問わず支払いにまず困ることはありません。
しかも最近では日本での普及率も70%以上と圧倒的な地位を確立しています。もはや海外だけでなく日本でも、VISAはナンバー1の国際ブランドになっています。
MasterCard(マスターカード)
VISAと同じくらい世界的に有名なのがMasterCard(マスターカード)です。MasterCard(マスターカード)は、使える国や地域の数、支払いできる加盟店舗の数が多い点が特徴です。VISA並と言っても問題ありません。クレジットカードでMasterCard(マスターカード)がつかえないお店はほとんど見たことがありません。シェアとしては、VISAカードよりも会員数が少なく、VISAカード保有者の半分くらいの割合です。つまり使い勝手はVISAと同じくらいだけれども、知名度や人気は劣る、といったところでしょうか。気にしなければ使用する分には全く困りませんけどね。
JCB(ジェーシービー)
日本でのシェアが高いJCB。CMでも積極的にブランディングしています。しかしVISAにはなかなかシェア率で追いつけないといった状況。また、海外で利用できる店舗数もVISAやマスターカードと比べるとかなり少ないのがデメリット。正直なところ、優先的に選択する必要性がない国際ブランドかもしれません。
メリットは、海外での日本人サポートには定評があることです。英語が苦手とか、海外旅行に不安を感じる方などには必携の国際ブランド。海外でも日本語で旅行の相談を受け付けてくれるのは有り難いです。
またハワイ、韓国、台湾、グアムといった日本人がよく行く観光地に行くのであれば、1枚持って行くとかなり便利だと思います。無料でバスに乗れたりなどのサービスが豊富です。
アメリカン・エキスプレス(アメックス)
クレジットカードの利便性重視、というよりは、ステータス重視の国際ブランドとして人気のあるアメックス。ホテルや海外に強いところがメリットですね。アメックスならではのサポートやサービスがあったりするので特に富裕層に人気があります。特に世界最高峰のクレジットカードと言われている、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」(ブラックカード)は多くの富裕層の憧れです。現時点で30万ほどの会員費を支払いますが、財布からこのカードが出てきたらまず「お金持ち!」と思ってびびります。
ダイナースクラブ(ダイナース)
ダイナースクラブもアメックス同様、ステータス重視のカード。昔は医者か弁護士じゃないと持てないクレジットカードなんて言われていましたが、最近ではだいぶ、その審査基準も緩和されてきているようです。サラリーマン時代に1枚もっていましたが、年会費が18,000円から22,000円に上がったタイミングで退会してしまいましたが・・・
銀聯(ユニオンペイ)
最近、急速に会員数を伸ばしているのが銀聯(ユニオンペイ)。日本語読みだと「ぎんれん」と読みます。こちらは中国発の国際ブランドですので、日本ではなじみはほとんどありません。しかし、中国マーケットが拡大しており、最近じわじわ進出してるようですね。VISAが使用者数トップになりますが、人口的な要因で世界で一番が変わるかもしれないというほど勢いのある国際ブランドです。
中国で発行されたクレジットカード総数は4億枚突破しており、すでに日本の人口を簡単に超えてます。今後注目の国際ブランドです。