エントリーしたタイミングで予想と反対に動いて慌てた経験をしたことのある人は多いはず。「買いで入ると下がり、売りで入ると上がる」そんな状況で、損切りはどのように設定しているでしょうか。

素早く小まめな損切りは、損切り貧乏になりがち

実は少し前までは「損切りは1円でも素早く」というルールを掲げて、予想とは反対に動いた場合は即損切りしてました。が、しかし、、少し反対に動いたところでも損切りしていて、瞬間的にまた戻る場合なんかでは、無駄に損失がちまちま膨らんでました。「あと10秒待てばまた上がってたのに・・・」なんて考えながらトレードしてるとやっぱ少し許容範囲作らないと損切り貧乏になるなって気づいたんです。

どこまで損失を許容するか

許容=受け入れるかというところですが、人によるといえばそれまでないのでやめましょう。私の場合は、銘柄によって30円なら我慢、10円なら我慢といった形でみています。チャートの形や足の形で、これはまた元に戻ると思う場合は少しだけ許容範囲を広げます。

そうすることで、1回の負けトレードで1万とか3万とか多いときは10万負けるときもありましたが、3,000円、大きくても5,000円程度のマイナスで落ち着けるようになりましたね。とにかく、相場に期待をかけすぎないこと。これが大事です。

両建てもあり

1日のトレード収支をプラス、もしくは最小の損失で抑えたいとおもったら、
両建ても手法の1つとして考えるといいかもしれません。売り、買い両方のポジションをもつことですが、これが意外に精神的に安定してトレードできます。なぜなら、どちらかの予想が外れても、どちらかで必ず勝てるので、上げても下げても収支を調整しやすくなります。ただし、両建ては難しくなります。考えること、決済のポイントを見誤ると、往復ビンタで売り、買い両方のポジションでマイナスになることがあるからです。ここはちょっとトレードに慣れてきた中級者におすすめですね。とにかく両建てのトレード手法を身に着けると格段に収支は改善されます。コツコツドカンもなくなりますのでおすすめです。