これから株をやってみたい人、既に株に投資してる人も、「配当」の恩恵を受けないともったいない。買って、売ってのトレードに時間が割けなかったり、苦手な人には、着実に成長し、配当を受け取る手法に舵を切り替えるのも1つの手。しかも高配当の株は、比較的値動きも穏やかで、株価が下がりにく特徴をもっているのもうれしい。年々配当が増えていく業績良好の企業の株を買えば、早期リタイヤできるほどの配当金生活を送ることも夢ではない。

年々は当利回りがアップする銘柄を選ぶ

長期で株を保有し続ける場合、購入株価が変わらないのであれば、利回りがアップするには、配当金が増えていかなければ実現しない。配当金が増えるとは、すまわち、増配で年々利回りがアップする株を買う必要があります。

同じ株を同じ枚数保有し、利回りが変わらない場合、毎回受け取る配当金は変わらない。しかし、業績が好調で、会社の売上・利益が潤い、年々配当利回りがアップする銘柄の場合、長期で保有すればするほど、受け取る配当は増えていく単純計算になる。

最初から配当利回りが高い株を保有するのも手だが、四季報の業績や、配当の増減を分析し、成長と並行して利回りアップが期待できる銘柄選びが大切だ。

株価が低い時に買うほど高利回りが狙える

日経平均の配当利回りは、約1.8%。低いと思ったかもしれないが、銀行の普通預金の金利が0.002%の超低金利だから、それと比較すれば高いうちにはいるだろう。(貯金して受け取る金利はめっちゃ低い!)今すぐ投資して、利回りの高い資産運用を始めたい気持ちになるかと・・・

そもそも、配当利回りは、「1株当たりの配当金を購入株価で割る」計算で算出している。つまり、分母に当たる購入金額が低いほど、利回りは高くなる。気になる高配当株をみつけたら、購入株価が低いタイミングで変えないか、お気に入りに追加して監視するのがおすすめ。