スプレッドは、取引時の手数料
スプレッドは「広がり」という意味を持ち、FXでは「買い価格」と「売り価格」の差を表します。
このスプレッドが実質的なFXの手数料となり、これは取引ペアごとやFX会社ごとに値が替わってきます。
現在はドル円の1万通貨当たりのスプレッドは0.01円(1銭)程度が基本となり、これだけでは少なく感じますが、レバレッジを大きくすればするほどその額は上がっていきます。
スプレッドの見方
一般的に買う時の値のことを、ASK(アスク)と言い売るときの値をBID(ビッド)と言います、その2つの間の数値がスプレッドというわけですね。
スプレッド ドル円
このスプレッドがFX会社の利益となるものですが、外貨預金に比べて格段に安いのは間違いありません。
ただし、デイトレードのように短期的に何度も取引する人やレバレッジを大きくしたり、取引金額が大きくなるほどそのスプレッドを多く払うことになりますし、注文してすぐの場合にはスプレッド分がマイナスになりますのでスプレッドは出来るだけ低いほうが良いのは言うまでもありませんね。
スプレッドの単位
スプレッドは円とのペアの場合には0.01円と言ったり1銭という風に言われますが、外貨同士のペアの場合にはpips(ピップス)と言います。
まとめ | FXの利益損失計算には3種の要素
為替レートの上下から利益を出すキャピタルゲイン
ペアの金利差から日割りでの利益を得るスワップポイント
取引の実質的な手数料となるスプレッド
この3つから計算することになりますので自分に合ったFX会社を利用する必要があります。
スプレッドは低いけどスワップポイントも低い会社もありますし、スプレッドが若干高いがスワップポイントも高いというような特徴があるところもあります。
まずは自分がどういったトレードを実行していくかによっても変わってきますし、利息やトレードによる価格差が利益に影響すると考えて慎重に選ぶようにしましょう。