検索トレンドや、キーワードプランナーを使えば
ある程度のキーワードの需要や競合性がわかります。

しかし、実際にSEOやSEMを実践した場合、100%運用が
上手くいくかといえば、そうではありません。

お宝キーワードは、発見した後に、本当にお宝キーワードかを
調査し、もしそうであれば育てる必要があります。

PDCAでお宝キーワードに変わるキーワードも

PDCAの定義は、ビジネス書でよく紹介されているので割愛しますが
キーワードマーケティングにおいてはどのような意味合いを持つか
ここで述べたいと思います。

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おまかな4つのやることは以下です。

Plan(計画)
・キーワード候補を調査する
・需要を調査する
・競合を調査する
・キーワードの適性を調査する

Do(実践)
・サイトを制作する

Check(評価/検証)
・アクセス解析で分析する

Act(改善)
・分析結果から改善策を考えPlanへ戻る

PDCAをまわす流れ

まず、「Plan」については、

・何の商品を売るのか?
・その商品の特徴は?
・誰に売るのか?

を考え、キーワードを選定します。

キーワードプランナーでも、検索ボリュームの大小を調べ、
成果に結びつくキーワードかどうかを判断します。

2番目の「Do」ですが、選定したキーワードをもとに、サイトを
作ります。

SEOに絞って解説しますが、titleタグやh1タグなど基礎的な
ところから、コンテンツ記事のキーワード占有率なども意識
した上で、ページを作成してください。

「Check」では、実際にサイトをアップしたあとの、順位、
ページランク、競合性をチェックしてください。

アクセス解析は、Googleアナリティクスを使えば、流入した
キーワードや閲覧時間などがわかります。(ツールは無料です)

戦略にもよりますが、長期戦になるのか、短期戦でいけるのかを
判断するタイミングもここです。

「Act」では、Checkの分析結果をもとに、次の一手を考えます。

改善を行う上では、現状数値を正しく把握することが必須です。

改善すべき事項がわかったら、また最初の「Plan」へ戻り
改善計画を練ります。

次は、Planで以下のように「改善計画」を練り直します。

・競合性が強すぎるので別キーワードに変えるか?
・コンテンツを殖やしてリンク数を増やしてみるか?
・テスト期間は何日間にするか?

まとめ|PDCAサイクルの6つフロー

キーワード運用の軸となる、型がないのも困りますが、
型にはまりすぎるのも考えものです。

時には、Planを感が治したり、ACTに到達する前にサイトを
クローズして撤退してしまう潔さも大切です。

柔軟な思考でPDCAをまわせるように心がけたいですね。

最後に、PDCAサイクルを6つのフローにまとめます。

1、キーワードの候補を調査し、絞り出す
2、検索ボリュームを調査し、推定集客数を見積もる
3、競合を調査し、長期戦か、短期戦かを見極める
4、キーワード候補から、適正なキーワードを炙り出す
5、サイトを作成し上位表示させる施策を施す
6、アクセス解析で運用結果を分析し、改善策を講じる
(以下1へ戻り繰り返す)

基本的に、この6ステップの順番に進めれば、お宝キーワードは
以外と早く見つかりますよ。