待つのもトレードの一部であると認識する人はどれくらいいるだろうか。待つことができないから、辛抱することができないから目先の動きに一喜一憂し、相場のランダムウォークにハラハラ&イライラさせられている。トレードの鉄則で「安い時に買って、高いときに売る」という格言があるが、もっと具体的にいうと「安い時に買って、虎視眈々と待ちながら、高いときに売る」と勝手に定義づけている。

「待つ」ことについて「我慢」とか「辛抱」はちょっと違うと思う。なぜなら、「我慢、辛抱」だと辛いこととか、苦しい状況を耐えているという意味合いが強くなるが、「待つ」ことはトレードの一部であって、普通のこと。意識としては、当然であってそこに不要な私情を持ち込むものではないからだ。待つことが「辛抱」になっている人は、利食いが早い傾向にある。目先の動きに左右されやすい。含み損が少しでも増えると動揺してしまう。要はメンタルが弱いってこと。

だから買うと同時に次のステップは「売り」ではなく、「待つ」のステータスが待ってると思おう。売りに意識が向きすぎると「いつ利食う?」「早く損切りしなきゃ?」と自分自身のメンタルを

ハラハラした状況に向かわせてしまう。買いを入れる時点で、「どの価格まで待つか?」「いくらまで待ったら利食を入れるか?」といった「待ち」のポジションを取ることが正常な相場との向き合い方だと思うんだよね。

勘違いしてほしくないが株の塩漬け化を肯定はしていない。塩漬け株というのは、あらかじめ損切りラインを決めていなくてズルズル株が下がっているのに未練がましくなんの対策を講じないことだ。それに対して正しい「待つ」とは計画あっての待ちである。まず、利食いラインを設定した上で、予想に反した動きをした場合に、買い増しする、ヘッジを入れる、最終的には損切りする、といった計画性が必至なわけ。常に値動きが自分の予想と反した場合の対処を想定した上で、正しく待とう。


▼マネーやビジネスに関する無料メルマガを配信中!

→ メルマガ登録はこちら