中期的にどういう相場展開になっていくのかの仮説を立てた上で今日その瞬間の逆張り、ロット数などを考えたい。その場のその瞬間の値動きを見て、利食っちゃう、整理しちゃう、といった動きをとると感情的で全体が見通せていない状況で暑くなりがち。結果、冷静になった時に「あ、あの時、買いじゃなくて売りだった!」とか後悔する場面がある。結果論でしかないから失敗はないし後悔する必要も後悔したところで何も変わらないんだけど、できるだけ冷静で利のあるトレードをしたい。1日1日の地道で堅実なトレードが中期で振り返った時に大きな結果をもたらしてくれる。

冷静にトレードするために、気をつけてるのが、その日のエントリー、決済、投資結果に対して、収支の結果を記録として残す人は多いけど、「注文」ボタンを押した際の心理面や動機、どういう考えで行動したかを書き残しておくことが大事。メンタル面の記録を残すことで、自分が暑くなっていたか、冷静にトレードできていたかを客観的に振り返ることができる。で、トレードを終えて「自分がその決断をした要因は?心理状態は?」といったことを振り返り反省できる。よかった点は引き続き今後も継続すればいいし、悪かった点は繰り返しミスをしないように改善していく。そうしていくとメンタル面でのトレード上達を実感することができる。

で、さらにいえば、中期的な投資戦略の上で、エントリー決済をしていくスタイルを崩さないでいけるかどうかも気をはらっていきたい。自分ごとだが、中期で日足を見ると、明らかに買われすぎであると気づき、売り目線で相場をみることがある。しかし、短期の15分足、5分足でみてると、一旦の売られすぎでRSIが低い位置にあったりする。そう言う時に安易にエントリーで買いで入ると、日足の力が強くて、一気に売り圧力が強くなって、逆針のつもりが又裂きになってしまうことがある。自身のトレードのもっとも重きをおく足の時間をどこに置くか、含めトレードスタンス、スタイルも十分に自分自身が理解していないと必ず相場で痛い目に合う。