「自分はこうだから」と現状の内側をみてる人は楽だ。現状に不満を抱えつつも、「でもおれなんだかんだで幸せ」的な思考。たしかにそれでいいとも思うが、現状の外の、理想や夢の自分のライフスタイルを手に入れるために四苦八苦する方が自分には向いている。「現状の外側」とは固定概念とかまだ知らない情報、スキル、情報などのより高みのことをここでは定義してる。現状の外側が見えたら苦労せんわって感じかもしれないけど、現状の外を「見ようとしない」限り見えてこない。つまり「見よう」という気持ち、努力なるものが必要だと思うわけ。

 見ようにも見えないし、見方もわからないし、見えてるかも実感がない、というのが難所だ。自分でいっときながらも、今見てる現実をそのまま受け入れてる自分もいるし、もっといい方法、やり方がきっとあると信じていながら、その方法を見つけられていないだけなのでは、と常に感じることがある。そこで、自分は今自分が見えていない「死角」に関しては日々の鍛錬でしか見えてこないと考えている。目の前、すぐそこに答えはあるのだろうけど、霧かかってはっきり見えない。でもそこにある。そんなものだと思う。それをクリアに見るには、多種多様なアプローチ、実践、反復練習などが必要だと感じる。トレードでいえば、鍛錬を重ね、何度も何度も練習することで、とあるときに「ぽっ」とアイデアが浮かぶ。そして、そのアイデアだけで、たったそれだけの気づきでピンチを切り抜け、チャンスがやってくるような局面を手にすることができる。だからとにかく鍛錬って話で抽象的になってしまう。が、しかしあなた自身、自分自身の血と汗と涙の鍛錬の末に見出した技術はこれからの将来裏切ることはないし、むしろ心強くも武器になってくれる。だからとにかく練習の反復。鍛錬鍛錬で粘り強くやるしかない。粘り強くやれる、猛烈に没頭できるってのはやっぱ武器なわけ。で、没頭できるかどうかってのは、誰かにやらされてるとかでなく、自分自身が無意識でやって何の苦労にも感じないぐらい「それが好きかどうか」ってのにやっぱ最終的にたどりつくんだなぁ。