定量目標/定性目標 一般的には、数値化が可能な目標は定量目標、数値化が難しい質的な目標は定性目標という。数値化しづらい定性的な業務は「数字で評価」できないのか。

否。定性的な目標も、計数的な技術を用いて管理指標を明確にし、定量的な目標に変換できるものもある。逆に定量目標も、その達成イメージを具体的にするために定性的に表現することも可能なのだ。

どちらがいいというわけではない。どちらの良さ、悪さも取りいれながらビジネスを回してく必要があると考える。

SNSの出現で詐欺的定性人が増殖

最近でいえば、ソーシャルマーケなんかは最強に定性的。いいね、やリツイート数に応じて評価をするわけだが、まずSNSは定量目標が立てずらい。ことさら売上が上がったのか、上がっていないのか、という点では。

だからSNS担当は「盛り上がりました!」「ユーザーのブランディんが高まりました!」とかフワっとしたことが言いたい放題なわけ。

定性人の特徴はまず技術がない。目に見えずらい目標、達成基準だからこそ、なんとでもいいわけができる。定性的であるならば、その中でも定量的な評価指標を取り入れるべきだ。僕らはビジネスをやってるわけで、学校で子供が言う「がんばった」で評価される次元ではないのだから。