IPOとは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略になります。日本語では、「新規公開株」や「新規上場株式」といった言われ方をします。

未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させる仕組みで、企業にとっては上場することにより、直接金融市場から広く資金調達することが可能となり、また上場することで知名度が上がり、社会的な信用を高めることができるといったメリットがあります。

IPOによる投資家にとってのメリット

1.取得するときに手数料がかからない。
2.上場後の株価が大きく上昇する可能性が高い。
3.公募価格(売出価格)は割安設定されることが多い。
5.業務拡大や成長で株価上昇が期待できる。

IPO投資のリスク

1.上場後、株価が上がらないことがたまにある。
2.株価が落ち着くまで1~長いと6ヶ月程度かかる。
3.歴史の浅い新興企業が多く、今後の業績が不安定

IPO投資法とは

IPO投資法とは、上場日のはじめに付く株価(初値〔はつね〕)で株を売ることで利益を出すことです。シンプルに言えば、「上場する前に株を仕入れて、上場日に売る」というトレード方法になります。

IPOは上場企業にとっても、投資家にとっても魅力的です。多くのIPO株が、株式公開後に連日ストップ高になるなど、上昇を期待した投機的な投資家が集まるのも事実。

しかし、すべてのIPO株が値上がりする保証は当然ですがどこにもありません。IPO株で損失が出るリスクも十分考慮した上で、抽選に申し込むようにしてください。