オークションの利用規約 「知らなかった」は通らない

<事例>
インターネットのオークションに出品して取引していましたが、ある日突然、運営会社から「利用規約に反している」との理由で利用停止を通告されました。ウェブサイトでオークションの利用を申し込んだ際、「利用規約」の部分をスクロールして「同意する」をクリックしたのは確かです。しかし、あんなものをいちいちすべて読んでいる人はいないと思います。改正民法でも、この手の一方的な利用規約が問題になっていると聞きました。無効を主張できますか。

ネットサービスに申し込む際に、利用規約を一語一句とはいわずとも、中項目すら読んでる人っているのかな。いやいないだろ。ある程度の利用規約違反でサービスが受けれなくなったりするリスクはあることを認識した上でサービスうけないとね。

とくに大手で認知度の高いサービスはいいとして、ニッチなベンチャー企業が運営するようなサイトの規約は読まずとも多少のリスクも許容しないといけない。

Googleでさえ、予告なしにころころサイトのインターフェイスは変わるし、突然サービス停止にしたり、変更を加えてくる。つい最近ですら、スマホ広告のUAC統一化を決定した。しかも完全移行はたった2か月後というではないか。(自由すぎるぞGoogle!)

仮想通貨しかり、新しいサービスが世の中をよくしてくけど、業界自体のインフラや成長過程のものについては、結局のところ騒いだところで「規約」に縛られてしまうものとわりきらないとね。