アフィリエイトするときにASPを選択すると思いますが、よく「楽天アフィリエイト」と「Amazonアフィリエイト」のどちらがよいか?というご質問をいただきます。
どちらも稼げることに違いはありませんが、アフィリエイトシステムの仕組み自体は知っておいたほうが良いと思います。その上で、どちらを選択するか、自分のアフィリエイトの方針とあっているかを見極めればよいでしょう。
比較のポイントとして、アフィリエイト報酬10万をラインにして【1】稼ぎやすいか、【2】クッキー保有期間、【3】将来性、【4】換金性の4点でみていきますね。
事前知識:クッキー
アフィリエイトでクッキー期間は重要です。アフィリエイトリンクをクリックしてから、何日間の間であれば再訪問後の成約をカウントするかを決める指標です。ASPによって、クッキー保有期間が異なるのでチェックしてみましょう。
楽天アフィリエイトの特徴
【1】稼ぎやすさ:○
【2】クッキー保有期間:30日
【3】将来性:△
【4】換金性:△
まず稼ぎやすさですが、いまだ日本では楽天市場はでかいです。楽天自体の業績も市場の売上がとても大きく、日本国内では、アマゾンやYahoo!ショッピングの競合があれど、ポイント還元戦略で根強い人気があります。
クッキー保有期間も30日とあるので、生活用品や健康食品などを専門にアフィリエイトすると比較的報酬が発生しやすいです。
しかしながら、、、情報商材のような強引なセールスページが多く、情報弱者を狙った粗悪な店舗が多数存在するのも確か。将来性の点では、Yahoo!やアマゾンにシェアは奪われていくのではと予想しています。
換金性については、楽天ポイントになるので、あなたが楽天市場のヘビーユーザーの場合は、お得に買い物できます。現金が一番なんですけどね。
楽天カードとの併用で、ポイントがさらにたまりやすいです。私も過去の5万ポイントためて、デスク回りの製品をポイントで買いあさりました。(ただ、上限使用ポイントが5万なんですよね、、ここ何とかしてほしいです)
Amazon(アマゾン)アフィリエイトの特徴
【1】稼ぎやすさ:○
【2】クッキー保有期間:1日
【3】将来性:○
【4】換金性:△
Amazon(アマゾン)アフィリエイトですが、「Amazonアマゾンアソシエイト」というASPを利用します。
稼ぎやすさは、楽天アフィリエイトに劣らず期待できます。なんせ、今やアマゾンを利用しない人はいないぐらい認知度も高いのですし、ショッピングはアマゾンでしかしない人も少なくありません。配達スピードのメリットがでかいですね。
ただしクッキーの保有期間は1日と短め。2日検討期間を要すると、もうクッキーがきれて成約しても売り上げにカウントされないのはイタイですね。ですので、日用品や食品、ペット用品、即決商品はおすすめですが、検討期間の長い高額商品、時計や家電製品などとは相性が悪いです。
将来性については今後ますますアマゾン利用者が増えてくると思いますし、今の若年層はアマゾンユーザーが多いので彼らが数年後にはメインターゲットになるわけですから将来性は期待できます。
換金性は、アマゾンポイントになるので、一定の金額になるまで利用できません。こちらも楽天アフィリエイト同様に、獲得したポイントをアマゾンで利用できるので、生活用品からなにまでポイントで支払えば0円生活だって夢ではありません。
まとめ:自身のサイトカテゴリに合わせて使い分ける
家電サイトであればアマゾンがお勧めですし、健康食品などは楽天アフィリエイトがおすすめ、といった感じで、ジャンルによって使い分けるのがベターです。
商品紹介時に、アマゾンリンクと、楽天リンクを出しわけできるツールもあるので興味があれば利用してみる価値はあるかもしれませんね。
どちらもメリットデメリットがありますが、結局のところ、成約しない限り稼げないので、どっちが稼げるかどうか最初に悩むことも大事ですが、成約しやすいサイトを作ることが先決。売れるサイトができてくれば、楽天アフィリエイトを使うか、Amazonアフィリエイトを使うか、売れ行きに合わせて選択できるので、より効率的にマーケティングを仕掛けることができます。
「どちらかだと稼げない」と思考停止してしまわずに、まずはコンテンツの充実したサイト、記事を書いてゆきましょう。アクセスさえ集まるようになれば、どちらでも売れるので。