ヤマトホールディングスが下方修正を発表。2018年3月期の純利益が前期比34%減の120億円になりとのこと。従来予想を50億円下回る金額に騒然。理由としては、従業員の働き方を見直す中で配達の委託コストなどが膨らんだのが原因らしい。

過去のサービス残業分の賃金の支払いも増加したようだが、配送業者の定職率は下がるだろうし、就職先としても魅力がもはや底辺以下に落ちている。

売上が落ちている→仕事量は減らない→人も増えない→残業はさせられる→給料は上がらない→・・・・魅力がない。

配送料を上げて巻き返しを図りたいが、人が増えない限り配送サービスの品質は上がらない。「働きたい会社か?」がとられるわけ。良くも悪くも働き方改革で残業を減らしグレーの企業を淘汰しているが、もっぱら人力に頼らざるを得ない配送業は人が雇えないときつい。

でも物が届かないと不便で困る。国がちょっとぐらい介入してくれたっていんじゃないかな。

ヤマトHD、純利益34%減に下方修正