外資証券や銀行などの大口投資家の動向次第で株価は大きく変化します。

個人投資家に比べて取引金額は桁が違いますし、一度の取引で板が大きく動くこともあります。

大口投資家の売り・買いが増えることで、保有銘柄の影響を強く受けるがために、損失が膨らまないよう、大口投資家の動きを監視しよう!

大口投資家の動向は見分けるサイトをご存じですか?

 巨大な資金力を持つ外資証券や銀行を含む国内外の機関投資家の動向によって株価は左右されやすいです。
代表格でいうと、ゴールドマン・サックス、ドイツ銀行などです。

 大口投資家の動きを重視している投資家は、東証のホームページで公開している「空売りの残高に関する情報」を利用しています。
 
 ここには大手機関から大口個人まで、それぞれの組織(個人)ごとに空売り残高数量が開示されています。

 下のチャートを見てください。これはモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、ドイツ銀行の3社が持つ、ガンホー(3765)の空売りの残高を示したものです。
 
 ここで注目するのは、各社の空売り残高の変化。
 
 3社ともに、9月19日は空売り残高が増えています。
 
 つまり、この時点でこの3社は「ガンホーの株価は下がると思っている」と考えているわけです。
 
 その後の推移を見ると、実際に株価が下落しています。

「たしかに資料を読めば大口投資家の動きがわかるな。でも・・・」

はい。ただし、東証で公開しているPDFファイルをひとつずつ分析するのは手間がかかりますよね。

そんなときはWebサイト「空売り残高の検索」(http://karauri.net/)が便利です。

2日遅れの情報になりますが、大口投資家の動向がわかるため、売買判断に非常に役立つサイトです。