仕事に関連した業種など、得意な銘柄があれば、その銘柄に関連する業界の特徴を探りましょう。

業界の特徴を深く知ることができれば、関連銘柄でも勝てるようになります。

自分が精通している業界の銘柄を掘り下げる

値動きのクセがわかるような銘柄が1つでもありますか?

もしあれば、そこから勝てる銘柄を増やすことができます。

たとえば、得意な銘柄が不動産関連であれば、不動産業界はどのような特徴があるのかを探っていきます。

不動産株は経済的にダメージの大きいニュースがあると先行して下がる傾向が強いです。

「ライブドア・ショック」や「村上ファンド事件」のときには、その影響から不動産株は大きく値を下げました。

しかし、時間が経てば、なにごともなかったように値を戻すという特徴もあります。

このように業界全体の特徴がわかれば、得意な銘柄と同じ業界の銘柄で取引するときに、売買するタイミングを図りやすくなります。

視野を広げて各市場の特徴を知ろう

また、視野を広げる方向を変えて、各市場ごとの特徴を把握するのも有効。

デイトレーダーが多いジャスダックでは突発的な値動きをすることが少ないです。

逆に機関投資家が多い東証1部では突然大量の約定があったりで、思わぬ方向に株価が動くことがある。

こうして、あらゆる方向に関連付けて視野を広げ、自分なりの得意分野を作っていくとトレードがしやすくなりますよ。